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2008年 05月 27日
「日本伝統の民家建築から学ぶ共生の思想」移動寺子屋in三島
先日、生涯学習センターで震災がつなぐ全国ネットワーク主催の
移動寺子屋が開催されました。
金沢工大、秋田県立大名誉教授の鈴木有先生が研究されている
「日本伝統の民家建築から学ぶ共生の思想」という演題で
講演が行われました。

4つのテーマにより民家を見つめ直す、という構成で話が行われました。
1.民家のエコロジー性
2.大地震の仕組み
3.大地震の検証
4.民家を直して住み続ける

まず日本の伝統構法のエコロジー性について、材料・工法・維持管理の
項目から民家を考えてみます。
材料は、鉱物資源(土、砂、石・・・)、植物資源(木、竹、藁、茅・・・)、
加工は省エネルギー、使用は無垢(塗装、接着は最小限)で
地場産を使用し建設します。
工法は、木組みで留める接合法で再利用が前提の工法です。
維持管理は、建物自身が呼吸することを大切にする構法で、
維持管理の容易なシステム形成でメンテナンスフリーを
目指す構法です。
また民家の自立循環型社会システムの一環として木材を例に、
最後は燃料、灰は多目的に利用、次の植物資源に循環生成します。

次に大地震について、民家(大黒柱型)の耐震性について説明がありました。
地震力は、最初に土がエネルギーを吸収し軸組に伝わります。
また破壊した土は再使用が可能です。
敷石に乗せられた大黒柱は、ある意味の免震工法です。
以上のことが神戸のEディフェンス(国内最大の地震実験施設)で
実物民家で実証実験の模様が映像で紹介されました。
続いて平成16年新潟中越地震の後、地元建築家による民家の再生の
様子も紹介されました。

最後に環境や温暖化防止等を考え、「近くの山の木で創る住まいの魅力」に
ついての話がありました。
民家の重要性については普段から色々考えていましたが、
改めて参考になる講演会でした。

「共生の思想」という建築家故黒川紀章の名著があります。
元々、共生(ともいき)とは浄土宗で使われた大きな世界の言葉です。

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by core1808 | 2008-05-27 05:51 | 地震や耐震の話 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 17日
「確認申請」講習会
昨年6月の建築基準法改正以来、建築確認申請の世界は
色々な問題が起きています。
建築基準法や確認申請のための色々なマニュアルも出ました。
最近、エクスナレツジから「確認申請マニュアルコンブリート版」
と言う本がでました。

昨日東京の建築会館ホールにて、この本に基づく講習会が開催されました。
この本を纏めた民間審査機関ビューローベリタスジャパンより講師が派遣され
一部は「これまでの法改正、法改正後の流の変化、最新の法改正(技術的助言)」、
二部は「確認申請マニュアル全体の構成及び見方のポイント」と言うテーマで
講習が行われました。

国交省が説明不足の中で強引に行った法改正ですが、今になって色々な不都合が
出始め、また社会景気にも影響が出てきています。
建築基準法や運営について緩和の方向に向かっているようです。
昨年苦労した、増築の確認は何だったのでしょうか・・・・・・・?

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by core1808 | 2008-05-17 05:27 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2008年 02月 15日
静岡県建築関係規則集改訂講習会
静岡県建築関係規則集が改訂され、昨日沼津にて講習会が開催されました。

写真の右側が平成9年の改訂版、左側が今回(平成20年)
の改訂版規則集です。
見るからに内容が充実したと言えば良く聞こえますが、
必要以上の規則集です。

環境問題が騒がれる中、建築行政の部分はペーパーレスではなく、
益々ペーパー消費の方向に向かっています。
建築確認申請では、何百ページの計算書が最低2~3回差し替えです。
建築に関する色々な申請も添付書類も増えました。

一定の規模以上の建物は、環境に関する申請もあります。
しかし基本的なところが温暖化防止ではありませんね・・・・・・・。

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by core1808 | 2008-02-15 08:45 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 10日
しずおか木造塾 建築家 伊礼智と丸谷博男
土曜日建築士会の木造塾が開催されました。
今回は建築家 伊礼智さんの「東京町屋の設計作法」と
丸谷博男さんの「F.L.ライトとA.アールトに学ぶ木のデザイン」です。
伊礼さんは丸谷さんのお弟子さんにあたります。
今年度の木造塾は、二人の話を聞くのが目的で参加しました。

伊礼さんのOMソーラータウン、i-works、東京町屋の話等を聞くことが出来ました。
日頃、ブログ等で彼の設計活動に注目し、参考にさせていただいています。
丸谷さんは今年1月の建築文化研究会で初めて話を聞き注目をしています。
今回は外国の巨匠と呼ばれる建築家による木のデザインの話でした。
毎年秋には海外に行かれているようです。(今年はフランスへコルビュジェを求め)
時々丸谷さんからメール情報を頂きます。常に建築に夢を持っている建築家です。

伊礼さん                               丸谷さん
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伊礼さんの仕事
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by core1808 | 2007-12-10 08:26 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2007年 11月 21日
構造関係技術基準解説書の講習会
姉歯の耐震偽装以来、色々な建築関連の法律や技術解説書が改訂されました。
6月20日以降、建築確認申請の特に構造審査が強化されました。
しかしその時点では構造技術解説書の改訂版が出ておらず、
ようやく8月に改訂版「2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」
発行されました。(黄色本と呼んでいる。)

東京、大阪と講習会が有りましたが県内でも昨日、事務所協会と建築士会の
主催で講習会が開催されました。
丸一日の長い講習会でしたが、最近の情報を知るために参加しました。
何もかもマニュアルで縛られ逆に、構造的にも設計者の特徴が出た
良い建物はだんだん遠くなる気がしました。

お昼は沼津港の魚河岸で有名な食堂の静岡店でこれまた名物のかき揚げ丼を食べました。
形とボリュームには・・・・・・・ご馳走様でした。(笑)

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講習会以上に印象の強い昼食です。
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by core1808 | 2007-11-21 03:25 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2007年 10月 17日
2007 しずおか木造塾
静岡県建築士会が主催する「しずおか木造塾」に久しぶりに参加しました。
若い建築士の木造を勉強する機会を設け8年目です。
幸い年齢制限がないため参加できました。(笑)
全5回の講座で、特に今年は建築家の伊礼・丸谷両氏が講師に加わっているので、
是非話を聞きたく申し込みました。
申込書の入塾の動機に「いつも新しい出会いを求め、常に新鮮な気持ちで
住宅を設計する。」と記入しました。
第1回目の講座は、「地域の木材」と「シロアリ対策」の二つの講座でした。
シロアリ対策では散布材だけでなく、先人の住まいに対する虫対策の
ディテールの大切さを知らされ新しい設計手法の展開となりました。
木材の話では天龍の内山さんが講師、何年ぶりかでお会いしました。
以前、木材の乾燥についての彼の講義を受けました。今回は静岡県の
地域材の話でした。(天竜の歴史等)
その後地域材の関係で天竜の山の見学会を開催もしました。
ほんとうに懐かしい出会いでした。

木材の断面サンプルで木取り(材木の取り方)の説明する内山さん
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by core1808 | 2007-10-17 05:42 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2007年 06月 16日
建築基準法・建築士法の改正
6月のはじめ建築基準法・建築士法の改正のための講習会が開催されました。
平成10年頃から法の改正が続き、それに加えてアネハ事件、色々な面で細部まで
改正され、我々設計監理をきっちと行なっている事務所としては面倒な事ばかりです。
構造のピアチェック(二重チェック)も時間と経費についてもクライアントの
負担が増えるばかりです。
新しいか建築確認制度は、クライアントと設計者の信頼関係に影響するケースも
考えられます。
国交省は、パブリックコメントで意見を聞いたように思っているかもしれませんが、
大きな間違いがあるのでは・・・・・・?
小規模の設計事務所の潰しにかかっている・・・・と言う友人もいます。
先日、オーストラリアで仕事をしている知人の話を聞きました。
設計に対する行政の設計審査について、町並みふくめ環境のチェックは厳しいそうです。
建築物の技術的なものについては、全て設計者責任とか・・・・・・。
どちらが良いとか悪いとか言えませんが、良い建物を作る姿勢が大切ですね。

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by core1808 | 2007-06-16 12:00 | 建築 | Trackback | Comments(0)
2007年 04月 11日
CASBEE静岡 「静岡県建築物環境配慮制度」説明会
c0087349_17222172.jpg今年の7月1日より静岡県地球温暖化防止条例が施行され、床面積が2,000㎡以上の
建築物は「静岡県建築物環境配慮制度」による届けが必要となります。
3月23日沼津で説明会が開催され、制度および静岡県建築物総合環境性能評価システム
(CASBEE静岡)について説明が行なわれました。
CASBEE静岡のパンフレットに目的が記載されていました。「この制度は、建築物における
地球温暖化その他環境への負荷の低減を図ることを目的としています!!

建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)は、同じような環境評価システムが
世界のいくつかの国にありますが、日本版です。
ちなみに中国の評価システムはCASBEEを参考にしているようです。(オリンピック施設?)
平成15年に国土交通省と学識経験者で開発、いくつかの環境評価ツールで構成されています。
横浜市、名古屋市等ですでに実施されていますが、各地域性を考慮しています。
評価結果シートは行政のHPで閲覧できます。

環境を考慮していくのは大切なことですが、建築物が巨大化傾向にある中、いろいろな施設の適正規模についても
考えてほしいですね・・・・・人口も減少してますし。

                                            CASBEE川崎の評価結果シートよりc0087349_17294060.jpg
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by core1808 | 2007-04-11 17:25 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2007年 03月 13日
災害に係る住家の被害認定に関する講習会
全国12会場で内閣府の主催で「災害に係る住家の被害認定に関する講習会」
が開催されています。本日、静岡県庁で開催、行政関係者含め180名の参加がありました。
災害に係る住家の被害認定とは災害により(地震・台風等)被災した住宅の
被害程度(全壊・半壊)を認定することです。
新潟県中越地震の時、体制が整えられていないため、り災証明の発行に
いろいろ問題があったようです。
建物は、構造種別(木造・プレハブ、非木造)により判定を行ないますが、建物の外観による
調査が主で希望により内部調査も行ないます。(地震と浸水では異なる)


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by core1808 | 2007-03-13 22:04 | 地震や耐震の話 | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 17日
「日本のこれから、日本人のこれから」 藤原 正彦 講演メモ

c0087349_15401318.jpg2月13日(火)三島市民文化会館にて御茶ノ水女子大学教授で
「国家の品格」の著者藤原正彦氏の講演がありました。
以前、「国家の品格」を読み日本人の大切な心を教えられました。
日本人独特の情緒と形、美的感覚の感受性の大切さ、たぶん建築を考える場合でも
同じです、日本人の歴史から学ぶものはいろいろあります。
また、惻隠(そくいん)の情、人を思いやる心、弱者に対する哀れみ、
明治の初め、日本を訪れた外国の知識人が著者に優れた日本人や日本文化について
書いています。
優しさ、人を思いやる心・・・・・・今はどうでしょう?
先日、三嶋大社の講演会において、「日本人のアイデンティティー」について、
アイデンティティーを魂と解釈した中で講師は、伊勢神宮の式年遷宮について
「日本人のアイデンティティー」の確認の為また物質と精神を後世に伝える為、
式年遷宮という形で行なわれていると言っていました。
改革、改革で大切な日本人の心まで変わって来ているのでしょうか?

by core1808 | 2007-02-17 15:42 | 雑談 | Trackback | Comments(0)