2006年 10月 12日
風景を考える
c0087349_502380.jpg第1回三島市景観賞の一次審査会に参加しました。
審査委員は建築士会三島支部より9名参加、一次審査会の通過10点を選考しました。
応募対象は、建築物が10点、景観市民活動が4点、その他5点、どれも景観に対する地道な活動・取り組みを感じました。

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9月30日の読売新聞に「巨大建築と人類の愚」という記事が出ていました。
以下記事より
古都鎌倉の駅前から続く小町通りをしばらく歩いて西へ入ると閑静な住宅街の一角に鏑木清方記念美術館があります。
近代日本画に大きな足跡を残した鏑木清方の旧居跡に建つ、ひそかなたたずまいの美術館です。いま『朝夕安居』が展示されていると聞いて、足を運びました。
どこからともなくキンモクセイの香りが漂ってくる、さわやかな秋の午後です。
上村松園、伊東深水とともに近代の三代美人画家と称される清方ですが、むしろ本領は、明治東京の庶民の暮らしを低い視線で描いた世界にあります。『朝夕安居』はその代表作です。
のびやかに満ち足りた生活絵巻です。朝夕安居、つまり己の分に応じた心安らかな日の明け暮れ。そういうものが自分の幼年時の東京にはまだあったことを回想し、共感と哀惜をこめて清方はこれを描いたのです。
人間の鼓動の伝わってくる、におい立つような名品です。何度か見てきた絵ですが、今回、
ある事実に気がつきました。
人の暮らしを包むこの風景が、人一人の大きさをあまり出ないものだということです。建物も、それに続く町並みも、人間の身の丈に近い。昔の町場風景がもつ本質的な「のどかさ」は、
人間の身体との比率に由来していたに違いありません。
そうした人間大の風景が次々に消滅して、巨大な建築物が人間に強い緊張と抑圧を与え
始めたのが現代だともいえます。
以下 略 (以上記事より)

c0087349_5155381.jpg鏑木清方は昭和23年(1948年)第4回日展に『朝夕安居(ちょうせきあんきょ)』を出展しています。
ヒューマンスケールという言葉があります。建築を考える場合ヒューマンスケールで考えるのが基本です。建築以外にも町づくりにももちろん必要な考え方です。


この記事を読んで自分の周りの変化していった多くの風景を思い出しました。
みしまの町中も思い当たる風景が・・・・・・・・地域社会はどうなる?
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# by core1808 | 2006-10-12 05:22 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 11日
暖簾(のれん)掛け いろいろ
以前、いくつかの飲食店(和食系の店が多い)を計画した際に暖簾の話がでました。
暖簾は利用目的、機能によりいろいろな種類があります。
暖簾に付き物が暖簾掛けです。デザインを工夫することによりお店のイメージつくりの
仕掛けにもなります。いくつか設計した暖簾掛けを集めてみました。
暖簾について
暖簾は、お店の看板としての機能やお客さんに営業中か否かを知らせる機能もあります。
暖簾の発祥は奈良時代、日除け、塵や埃除けとして、店棚に布切れを掛けたことが事の始まりで、当初は「のうれん」と呼ばれていました。平安時代になると、商家が軒を並べるようになり、「のうれん」は店頭に屋号や商号、取扱商品などを染めて掲げられるようになります。
時代が下るに連れ、日本独自の暖簾文化が発達していきます。
暖簾は布を素材にしたものが一般的で、長さや機能により、半暖簾、長暖簾、水引暖簾、
日除け暖簾に分けられます。
また他の素材では、玉暖簾、篠暖簾、縄暖簾(居酒屋を思いだします)があります。
屋内用は、床暖簾、潜り暖簾、絵暖簾もあり、いろいろな利用場所や機能を果たしています。

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寿司屋の木製暖簾掛け、壁直付け型:つばさ寿司本店
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洋食屋の鉄製(フラットバー加工)暖簾掛け、壁ブラケット型:キッチン マカロニ
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うなぎで有名な和食店の木製暖簾掛け、壁ブラケット型:すみの坊富田町店
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日除け暖簾と暖簾の組合せでデザイン:すみの坊富田町店

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# by core1808 | 2006-10-11 05:56 | WORKS | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 10日
コンクリート講習会
c0087349_533852.jpg先日、JSCA((社)日本建築構造技術者協会)静岡部会主催の「コンクリート基礎」講習会に参加しました。
一部は「コンクリートのひび割れ防止と混和材について」、二部は「コンクリートの基礎につい」、というテーマで行なわれました。
新しい情報等有りましたのでメモ書きします。


1.セメントについて
・低熱ポルトランドセメント
 中庸熱ポルトランドセメントよりも更に水和熱が低いセメントで、1997年に新たにJIS化
 されました。(明石大橋の柱脚に使用)
 コンクリートの低発熱性、高強度性および高流動性に対応するセメントです。(高強度コン、
 高流動コン、マスコン等に利用される)
 粘性が非常に低いためセメント量の多い配合においても作業性にすぐれています。
 中庸熱ポルトランドセメントよりもすぐれた性質がありますが、プラント常備していないので
 使用する前に確認が必要です。またセメントが高温履歴を受けると強度低下を起こします。
・エコセメント
 最近JIS化されましたが国内すべてで、まだ手に入りにくい。
2. 骨材と水について
・石灰石骨材について
 カルシューム分がほとんどでシリカが含まれない。
 単位水量の低減効果、乾燥収縮の低減効果が期待できます。
 アルカリ骨材反応が生じないのも特徴です。
 プラント常備していないので使用する前に確認が必要です。
・練り混ぜ水(回収水)について
 ミキサー等の洗い水(スラッジ水)は、JIS・JASSの基準範囲内であれば使用可能です。
 スラッジは産業廃棄物(管理型処分)でありますが、最終処分場の残余年数が全国的に
 問題です。循環型社会の推進においては、今後スラッジに対する理解、検討が必要です。
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# by core1808 | 2006-10-10 05:41 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 09日
ススキの名所 箱根 仙石原高原(台ヶ岳)
箱根、仙石原(せんごくばら)にススキを見に行って来ました。
連休で晴天、箱根に下りる道が渋滞、またススキの小道も人で渋滞、
でも気持ちの良い秋の一日でした。
青空に太陽、ススキが輝いてとても綺麗で思わずパシャ、パシャ・・・・。
すすきの見ごろは、9月下旬~11月中旬との事です。
駐車場は仙石原浄水センター手前に「臨時無料駐車場」がありました。
時間は、午前9時~午後4時、11月30日までです。
帰りは御殿場廻りでしたが、途中有名豆腐屋さんでいろいろ買いました。
特にスモークの豆腐は楽しみ、焼酎にあうそうです。
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芦ノ湖の正面遠くに富士山、右に箱根神社の赤鳥居
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仙石原、右の裾野にススキの名所
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ススキの小道は人で渋滞      笹とうふ、いろいろ・・・・楽しみ

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# by core1808 | 2006-10-09 16:37 | 自然の風景 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 09日
昭和30年代の風景
まちで懐かしい風景を見ました。
小学生の頃、友人の住宅を思い出しました。
玄関に入って1帖ぐらいの土間、すぐに四帖半か六帖位の部屋があります。
そこは家族の溜り場でした。夕陽が沈むまで遊びました。
一時ブームになりましたが、昭和30年代は、私の原風景です。
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左 事務所の本棚「三丁目の夕陽・12ヶ月」コーナー(ミニュチュア三輪車ミゼット)
右 懐かしい型のブルーバード、現役でまちを走っています。
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# by core1808 | 2006-10-09 05:47 | まちの風景 | Trackback(1) | Comments(0)
2006年 10月 08日
秋の味覚 収穫の北海道からの贈り物
北海道から、たまねぎ、ジャガイモ、南瓜(かぼちゃ)が届きました。
北海道を十分味わえます。バターとポプリのおまけ付です。
旨いカレーやシチューが出来ます。

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c0087349_1121697.jpg南瓜(小さい・・・・・・坊ちゃんの方)を煮ました、旨かった。
昨日から

c0087349_518255.jpg十五夜は、必ずしも満月とは限りません。今年の満月は10月7日です。一昨日(十五夜)は、残念でした。昨日は、とても綺麗な満月でした。。

c0087349_15284064.jpg今日は快晴、富士山は初冠雪でした。
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# by core1808 | 2006-10-08 05:24 | 収穫 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 07日
中華めん いろいろ
支那そば家(佐野実氏のもと)にて修行し開店、
知人の息子さんです、よろしく。醤油ラーメン食べました。

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ラーメン(醤油)もちろん旨いですが、タンメンがお勧めです。
今日は、五目そば、に旨い、旨い(写真の前)・・・・・・・・おっと。

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北部、住宅地の中にある中華レストランの
タンタンめん(辛いのand辛くないの)、いつも辛いの専門。
辛い・・旨い、辛い・・旨い・・・・・・・・癖になる?

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# by core1808 | 2006-10-07 00:28 | 食べる話 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 06日
十五夜 お月見
今日は十五夜です。残念ながら中部・東日本は大雨の所がほとんどです。
「十五夜に晴れ間なし」と言いますが当たっているかも・・・・・・?
毎年、わが家もお供え物を行ないます。
この日に見える月は一年中で最も美しいとされ、
「中秋(ちゅうしゅう)の名月」と呼ばれています。
本来のお月見は十五夜と十三夜の両方の月を愛でるものだそうです。
どちらか一方の月しか見ない事を「片見月」と呼び、不吉なものとして
忌み嫌われていたそうです。
今年、十三夜は11月3日になります。是非、良いお天気で・・・・・・!
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# by core1808 | 2006-10-06 20:45 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 06日
低温着火 台所ガスコンロ壁内の火災
以前リフォームを行なった住宅での事でした。
台所のガスコンロのバック壁を解体し驚きました。
石膏ボードの裏面、断熱材(グラスウール)の紙の部分が黒く焦げていました。
幸い、間柱の木部は焦げていなかったため、火災を免れたかもしれません。
建物は築30年の木造、壁の構成は、仕上げ半磁器タイル、下地は石膏ボード、
内部(外壁面)に断熱材(グラスウール)をいれてありました。
一時消防関係で問題になった壁内の火災です。詳細を調べてみました。

木材に2OO~3OO℃程度の熱を加え続けると、水分が蒸発し乾燥状態となり、同時に加熱による熱分解が起こり木材に含まれる酸素、水素などがなくなり、炭素だけが残ったΓ炭化」状態になります。
炭化した木材(通常木材の発火は45O℃)は、わずか2OO~3OO℃程度で発火する場合があります。この現象を「低温着火」といいます。
また、石膏ポードには約2O%の結晶水が含まれており、熱が加わると、その結晶水の分子が熱を外に逃がします。しかし長時間熱が加えられ結晶水が全て無くなると、熱を伝えにくい性質が失われてしまいます。(石膏ボードは燃える事はない。)
石膏ポードの断熱効果が低下し、コンロの熱が高温のまま壁内部に到達し、その熱で木部の柱等が「炭化」し、さらに「低温着火」を引き起こします。

■ 「低温着火」が起きやすい場所
・築1O年以上の住宅の台所で、ガスコンロ、オーブンレンジの近くの壁内
・飲食店のキッチンで、火力の強いコンロの近くの壁内
・天井埋め込み型照明が断熱材等で覆われている箇所
■ 「低温着火」の防止対策
・ガスコンロを壁から15㎝以上離す。
・大きいナべや長時間の煮込みは壁から離れたコンロを使用する。
 上記2点はナベ周りにガードを置き熱を防ぐ方法もある。
・発熱器具の周囲の壁を触って熱くないか確かめてみる。
 もし熱い場合等は、壁材を取替える等の考慮が必要。
・発熱器具の周囲に断熱材が使われているか確認する。
 断熱材を取除くか、不燃性のものと取替える。

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間柱の木部は炭化なし、 石膏ボードの裏面
壁面近くにガスコンロの排気口がある

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# by core1808 | 2006-10-06 05:09 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
2006年 10月 05日
みしまの近代建築 三島信用金庫本店
まちの中心に古い銀行建築があります。昭和11年(1936年)4月着工、9月30日落成です。
1998年からの「静岡県の近代化遺産」の調査に重要な建物として報告しました。
鉄筋コンクリ-ト造2階建一部地下1階で屋上には2層の塔屋があります。
延ベ床面積406㎡、屋根は塔屋部分のみ方形銅板葺、他は陸屋根です。
ファサードは、シンメトリーなデザイン、ポーチ部分の古典様式の柱等、
近代の銀行建築の特徴を表しています。
内部は建築当時、1階事務室・応接室・組合長室・金庫室、
2階事務室・会議室・図書室という構成でしたが、増改築が数回行われています。

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昭和11年(1936年)工事中の写真、足場が丸太、養生シートがむしろ
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昭和11年(1936年)6月27日上棟時

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現在の三島信用金庫本店

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# by core1808 | 2006-10-05 04:32 | 建築 | Trackback | Comments(0)