2008年 05月 23日
4月に民生委員を通じて市に耐震補強の相談がありました。 早速市の担当者とF邸へお伺いし相談をうけました。 F邸は昭和56年(1981年)2月に建築しています。 新耐震法が5月から始まりますが、3ヶ月前です。 木造2階建て、延べ面積109.37㎡、当時の住宅金融公庫を 利用して建てた住宅です。 一昨年旧ソフトにより一般耐震診断を行っていますが、 総合評点が0.74(やや危険です)と出ていました。 今回は昨年より使用している新ソフトにより診断です。 F邸の現況耐震診断の結果は次の通りです。 南北方向評点:0.82(やや危険です) 東西方向評点:0.72(やや危険です) 2階部分については、南北1.42、東西1.64両方向について安全側の 結果がでました。 ![]() ![]() 診断結果の原因としては、1階部分の東西・南北の耐震要素(耐震壁等)が 少ないのと1階廊下床の老朽化があげられました。 2階についての問題はありませんでした。 上記診断の結果、次の耐震補強工事を計画しました。 1.1階2ヶ所の押入の内部壁を筋かいと構造用合板により補強する。 2.1階廊下床の下地確認の上、張り替えする。 毎回、補強する壁は極力目立たない箇所(押入等)とする事で 工事費を抑え、工事中の生活への影響が少ないようにしています。 ![]() ![]() 次の段階で工事見積になりますが、Fさんはご夫婦が65歳以上のため 50万円まで補助金が出ます。 四川省の地震のことを考えると、無料の耐震診断だけでもお勧めします。 ■
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by core1808
| 2008-05-23 05:47
| WORKS-耐震
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