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2007年 04月 12日
包丁
わが家のキッチンで愛用している包丁は、京都の錦市場にある庖丁屋の老舗「有次」製です。
創業永禄3年(1560)創業、京都御所御用鍛冶の伝統を受け継いで、
いまも伝統的な手法でつくり続けているお店です。
かみさんが以前からほしくて15年ぐらい前、まず和包丁の菜切り包丁を購入しました。
この包丁は押し切り用で、野菜切りの専用で日本では古くから使用されています。
次に、洋包丁の三徳牛刀庖丁を購入しました。鋼(はがね)をステンレスに
はさみこみ、さびの発生を極力おさえた包丁です。
この庖丁は押し切り引き切り両用で、野菜、肉、魚など何にでも自由に使える
便利な一丁で日本の家庭で最も使われている包丁です。
どちらにしても「有次」の包丁は、定期的に「研ぐ」ことで鋼本来の切れ味が甦ります。
大工さんの道具と同じで料理もまず包丁を研ぐことが大切です。
そこから美味しい料理が始まりますね。

包丁_c0087349_2028933.jpg

by core1808 | 2007-04-12 20:32 | 食べる話


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