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2006年 11月 28日
アドルフ・ロース ロースハウス 1911年 “2003中欧
アドルフ・ロース(1870年―1933年)は、ヨーロッパにおける近代建築運動の
先覚者であり、20世紀のはじめ、アール・ヌーボーの装飾的な傾向に反抗した
最初の建築家のひとりです。
1909年設計を依頼されたロースハウスは、下部4層は店舗(紳士服店等)、
上部4層はアパートの8階建ての複合建築です。
ウィーンのハプスブルク朝の王宮ホーフブルグに面したミヒャエラ広場に建っています。
ファサードは、店舗部分が4本のドリス式の大理石列柱からなり、上部アパート部分は
装飾を排除したプレーンなデザインで構成されています。
歴史的建造物に囲まれた周辺の雰囲気をこわすデザインとして市民から反対されました。

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ミヒャエラ広場に面したファサード

アドルフ・ロース ロースハウス 1911年 “2003中欧_c0087349_358367.jpgアドルフ・ロース ロースハウス 1911年 “2003中欧_c0087349_3585193.jpg












左 店舗部分ファサード     右 アパート部分ファサード

アドルフ・ロース ロースハウス 1911年 “2003中欧_c0087349_3592549.jpgアドルフ・ロース ロースハウス 1911年 “2003中欧_c0087349_3594285.jpg
















店舗エントランス部分

by core1808 | 2006-11-28 04:10 | 建築


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