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2006年 09月 21日
オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧
2003年に中欧に旅した時の建物探訪の続きです。今回はオットー・ワグナーの作品です。

オットー・ワグナーについて
オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_5162957.jpg1841年ウィーン(オーストリア)に近いペンツイングに生まれ,1918年ウィーンで没。
20世紀の建築と都市計画の先駆者です。ワグナーは1857年ウィーン工科大学、1860年ベルリン建築学院、1861年から1865年ウィーン大学の建築学部在学し建築を学びました。
彼の作品は、社会の発展と技術進歩から生ずる時代の要求に適応しようとする点に根本的な基礎をおいています。1897年画家のクリムトと共に因習的で歴史主義的傾向の強いウィーン美術家連盟を脱退し、新組織「オーストリア造形芸術化連盟ゼゼッション(分離派)」を結成しました。
ワグナーは、ウィーン大学における就任公開講義(1894年)で「近代建築」という題名で有名になった教義を提唱した。彼の見解によると、「新しい建築は,その出発点として現代生活の要求をとらえ、それを表現するために適切な形をみつけなければならないと」という内容でした。
ウィーン郵便貯金局(1906年)が代表作品ですが、同じ頃の作品でドナウ運河に面したカイザーバート水門監視所を紹介します。小さな建物ですが彼の作品の特徴を出した建物です。
ドナウ運河の整備にあたり、上流の水門で流量を十分に調整できなかった場合の補助的水門を動かす機械を収容するために建てられました。1階が起重機置場、2階は機械室、その上部の突き出した部分は運転室、現在は使用されていません。

オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_520273.jpg
ドナウ運河の対岸より、建物正面

オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_523752.jpg
手前の川ががドナウ運河、古い町並みの中の近代建築

オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_5205214.jpg
3階運転室のキャンティ部分
オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_521693.jpg
2階バルコニー部分ディテール
オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_52506.jpg
建築内容を示す名板:1904-1908建築
建築家:オットー・ワグナー

オットー・ワグナー カイザーバート水門監視所 “2003中欧_c0087349_537861.jpg同じ旅でブタペストに行った時に、町の古本屋で偶然見つけた
オットー・ワグナー作品集です。
上のワグナーのスケッチはこの本からです。
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by core1808 | 2006-09-21 05:45 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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