2006年 09月 18日
日本の音 水琴窟
先日、敷地調査でひさしぶりに水琴窟を見る(聴く)機会がありました。
水琴窟について分かり易い説明が記載されていました。

c0087349_5261116.jpg琴の爪弾きに似た微妙な音色が、水滴によってつくりだされます。
聞く人を夢幻の境地に誘い込む水琴窟は、およそ200年前の文化文政の頃、江戸の庭師によって考案されたと伝えられています。瓶(かめ)を地中に伏せて埋め、瓶の底に開けられた穴から水滴を落下させます。下の方にたまった水の面に落ちる水滴の音が瓶の空間に反響して琴に似た音をつくりだすのです。

c0087349_5275810.jpg20年前、お寿司屋さんを設計した時に店の中に水琴窟を手作りしたのを思い出しました。
施主が、1985年NHKテレビで水琴窟の放送を見て興味を持ち、お店の建て替えと重なり、施主(お寿司屋さん)、設計監理者(わたし!)、施工者、全員の協働のもと完成しました。
資料としては、施主の持っていたテレビ放送のビデオと日本の音研究所の中野之也さんの「水琴窟-構造とその作り方」という本を参考にしました。

完成して思いましたが、水琴窟は生活音の少ない日本庭園に設置するのが一番相応しいと思いました。(みしま駅南口広場にも在ります・・・・・?)
実際の音は「日本水琴窟フォーラム」のHPで聴くことが出来ます。
下記が作成の記録です。

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左:設置場所の根切り(床掘り)、右:栗石の敷詰め(18㎝ぐらい)

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左:栗石のつき固め、右:カメの穴あけ(2㎝ぐらい)

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左:サバ土(山砂)の敷詰め(12㎝ぐらい)、右:土のつき固め、レベル(水平)調整

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左:カメの設置(農家の水がめ)、右:カメの周りのサバ土の敷詰め(10㎝ぐらい)

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カメの周りに割石(砕石)を積む。砕石の外側に砂利を埋める。

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上部を仕上げて水琴窟の完成,水をカメの底より10㎝ぐらい入れる。


休日スペシャルでした。
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by core1808 | 2006-09-18 05:55 | いろいろな仕掛け | Trackback | Comments(0)
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