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2009年 01月 22日
三徳山三仏寺 投入堂
建築家 安藤忠雄の伝記を読んでいたら鳥取県三朝町の投入堂が出てきました。
彼の設計の崖地を利用した「六甲の集合住宅」の発想の元がこの国宝のお堂です。

私も学生時代に日本建築史の教科書でこの建物に出会い、
大好きな気になる建物になりました。
1973年東京の事務所で修業時代、夏期休暇を利用して建築家菊竹清訓の
作品を追いかける山陰の旅に出かけました。
もう一つの目的は、あこがれの「三徳山三仏寺 投入堂」を見ることでした。

三徳山は修行の山、麓で入山の手続きをして、袈裟を掛け山道を
片道40分~50分ぐらい歩いたと思います。
投入堂に出会った感動はいまだ忘れられません・・・・・・・。

三仏寺と投入堂について
三仏寺(さんぶつじ)は鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の仏教寺院です。
鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山(みとくさん)(標高900メートル)に
境内を持つ山岳寺院である。
「投入堂」(なげいれどう)の通称で知られる奥院の建物は、垂直に切り立った
絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されている。
この投入堂は、ふもとで組み立てたお堂を役行者(えんのぎょうじゃ)が
法力で投入れたとされ、建立法については、今もなお謎につつまれたままです。

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フイルムスキャナで当時の写真から

by core1808 | 2009-01-22 05:15 | 建築


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