カテゴリ:WORKS-耐震( 204 )

2006年 09月 28日
木造耐震補強工事-F邸
現在、F邸の補強工事を行っています。昨日は、小屋組関係の補強です。
現場にて工事の確認等打合せをしました。
小屋組関係は、次のような補強項目を実施しました。
・小屋組筋かいを取付ける。
・小屋部分に金物を取付ける。
・火打ち材を増設する。
耐震の総合評点には、直接関係ありませんが重要な工事です。

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小屋部分の補強関係

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筋かい増設(左側:既存筋かい、右側:新設筋かい)、HD金物の取付け


c0087349_4502460.jpg筋かい取付け部分に電気配線がある場合、
配線の付替えルート変更します。








施工:松永工務店
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by core1808 | 2006-09-28 04:54 | WORKS-耐震 | Trackback | Comments(0)
2006年 09月 20日
木造耐震補強工事-H邸
昨日、H邸の耐震補強工事の完了報告書(補助金に伴う)を三島市に提出しました。
静岡県には、木造耐震補強工事に補助金制度があり、一般が30万円、
高齢者等居住住宅(65歳以上の居住者で構成、障害者手帳1級又は2級、介護認定者居住)については50万円となります。
市町村によっては上乗せがありますが三島市はありません。
また今年から耐震改修を行なった住宅は、所得税と固定資産税が減税になります。
完了報告書と一緒に手続きを行ないました。

今回、耐震補強工事を行ったH邸は、
現況 耐震精密診断で 南北方向評点:0.34(倒壊または大破壊の危険)
               東西方向評点:0.70(やや危険です)
2階部分についても南北0.81、東西0.86両方向について「やや危険です」
という結果がでました。

上記診断の結果、次の補強工事を計画しました。
1. 屋根を瓦から金属板(軽い材料)に葺替える。
 工事金額の割に耐震総合評点が上がりません。ただし建物全体の事を考えると
 大切なことです。瓦とか廃材の処分費もだいぶかかります。
2. 南北3ヶ所、東西2ヶ所、筋かい90×45を設け、構造用合板9mmを張る。
 構造用合板について
 ・取付け方法:柱・土台・間柱・桁に直打ちする。
 ・釘:N50-@150
3. 基礎のひび割れを補修する。
 老朽度を是正しグレードアップする。
上記の計画で評点は2階を含め1.0(一応安全)以上となりました。

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耐震補強工事報告写真

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静岡県木造住宅耐震補強マニュアルより
標準図-工種別耐力壁倍率一覧表-構造用合板


施工:松永工務店
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by core1808 | 2006-09-20 05:26 | WORKS-耐震 | Trackback | Comments(0)
2006年 09月 02日
木造住宅耐震精密診断-F邸
本日、F邸の耐震精密診断を実施しました。
昭和51年に完成した木造住宅です。当時は建築確認申請には壁量の構造計算書は添付の必要が無かったようです。
筋かいの確認をしたところ問題がありました。筋かいの入れ方について、1間(1,820㎜)の壁は良かったですが半間(910㎜)の壁については筋かいが柱の途中に取付けてありました。本来筋かいは梁と柱の交点に取付けなければなりません。(木材の材料寸法の関係・・・・?)筋かいとしては機能しません。
補強計画は半間の壁は筋かい無しで検討します。
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押入等から天井裏に入り構造部分の確認をします

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2階小屋組み部分の確認(小屋組筋かいがありません)

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筋かいは、左側側面は正しく入っていますが
正面壁の筋かいは柱の途中に取付けてあります。

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by core1808 | 2006-09-02 21:01 | WORKS-耐震 | Trackback | Comments(0)
2006年 08月 22日
木造住宅耐震補強工事-K邸
静岡県では平成13年(2001年)からTOUKAI-0(「とうかいぜろ」と読む・・・倒壊零?)わが家の耐震診断事業を行っています。昭和54年(1979年)5月以前に着工した木造住宅を専門家による無料耐震診断を行い、評点が1.0未満の危険な木造住宅の耐震化を推進する事業です。私も今まで約150戸の耐震診断を担当、実施しました。

今回、耐震補強工事を行ったK邸は、
現況 耐震精密診断で 南北方向評点:0.92(やや危険です)
               東西方向評点:0.55(倒壊または大破壊の危険)
上記診断の結果、東西・南北方向とも耐震壁(筋かい+構造用合板にて)をバランス良く増やす計画を行いました。(1階で6ヶ所、2階で1ヶ所)
上記の計画で評点は下記のようになりました。
補強後   〃    南北方向評点:1.17(一応安全です)    
             東西方向評点:1.12(一応安全です)

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左が補強後耐震精密診断報告書、 中央は補強計画1階壁伏図、 右が現況耐震精密診断報告書


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2階 廊下壁 筋かい90×45取付け


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筋かい上端部(HD・プレート金物取合い)         筋かい下端部

施工:松永工務店

c0087349_22462344.jpg(財)日本住宅・木材技術センターにて発行している「写真で見る接合金物の使い方」は木構造金物の非常に分かり易い参考書です。(写真は以前Yaooオークションで安価に手に入れた中古本)
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by core1808 | 2006-08-22 23:03 | WORKS-耐震 | Trackback | Comments(0)