2006年 10月 25日
「揺れ動く居住スタイル」 竹原義二(建築家)講演メモ
c0087349_561131.jpg先日、SE構法の㈱NCN主催のセミナーに参加しました。
関西の建築家竹原義二の講演を初めて聞くのが目的でした。
イメージとは違い、気さくな関西風の建築家で、愛用の帽子を
かぶり登場しました。
以下講演のメモ書きです。

人間の生活は揺れ動いているが建築の構法は揺れ動かない。
この2つが共存するのが住宅の難しい部分である。
■戦後住宅の変遷c0087349_574969.jpg
1952年 斉藤助教授の家
設計:清家 清
建築を支える柱、戦後の建築は柱が重要
最近の建築は柱がなくなる
1953年 コアのある家
設計:増沢 洵
シンプルな木造の回遊式住宅
(1950年代の特徴)
以後、住居スタイルが変わる→生活スタイルが物持ちになり収納部分が多くなる。
1977年 山川山荘  設計:山本 理顕
個室が用意される、境界が不明確
分棟し大きな屋根でつながる
1998年 ウィークエンドの家  設計:西沢立衛
柱が36本で自由な空間
2,400グリッド→SE構法発生
現代、それぞれの住まい方のスタイルで作られる住宅となる。

■竹原義二の住宅
SE構法の家
敷地54㎡、間口5,400、3階建
SE構法に無いものを考える→柱を考える。
見える通し柱を入れる事でSE構法でないもの、木造である事を示す。
小壁を見せる、内法(日本の壁)
天井にスリット空間
東豊中の家
大きな空間にスリットを入れる事により、上昇する空間を作る(入れ子の空間)。
宮の谷の家
LVL柱・梁60×30cm-@360で立上げ室内空間を作る。
LVLはニュージーランドの材料、日本の材料でLVLを作る。
建築を現場で作るものと持ってくるものと組合せで工期を考える。

■まとめ
構造と品確法は大きな枠に入れ込もうとしている。
構法の選択により、1950年代ののびのびとした空間、ディテールのさっぱりした空間
SE構法の中に暖かい空間をどう作るか、木の温かみ、馴染んでいく空間
先に平面から生まれた構法が温かみのある住宅(性能も含み)である。
生活スタイルがあってから構法を選択する。
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by core1808 | 2006-10-25 05:33 | 雑談 | Trackback | Comments(0)
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