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2011年 10月 26日
木造耐震補強工事-M邸
M邸は1977年(昭和52年)に建売りとして近隣の4棟ともに
建てられた木造2階建、延べ約78㎡の住宅です。
現在、80代の女性姉妹が仲良くお住まいのお宅です。
高齢でも耐震補強に前向きで、近所のY邸の補強工事の際に
興味を示し、一般診断を申込み今回の工事となりました。

M邸の現況耐震診断の結果(1階部分)は次の通りです。
南北方向:0.52(倒壊する可能性が高い)
東西方向:0.51(倒壊する可能性が高い)

東西南北の耐震要素(耐震壁等)が少ないは、制震装置による工法
により耐震性を増し、基礎の換気口廻りのひび割れは、エポキシの
注入剤による補修により計画しました。
今週の初めから和室押入廻りの補強から工事に入りましたが、
解体してみると、桁が無い壁が出てきて桁を入れ、桁の継手の補強、
桁の下がっている部分の補強から始まりました。

耐震補強計画 コア建築計画研究所 西山
施工 松永工務店 大工 沢田さん

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コア建築計画研究所/建築相談

by core1808 | 2011-10-26 11:11 | WORKS-耐震


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