2011年 07月 14日
昨日GHハイブリッドのメーカーから東日本震災の被害状況が報告されました。 震度6強を観測した栃木県宇都宮市の住宅、震度7を記録した宮城県栗原市の住宅 いずれも延べ面積も大きく、屋根荷重も重たい、大規模耐震改修を行った住宅です。 以下が施主の声を含めた被害報告です。 栃木県宇都宮市 N様邸 ピロティ設置型54箇所設置 ・家の中の壁に多少のヒビが入った。周辺の家は、瓦が落ちたり建物が傾いたりした。 中にはとても人が住める状態ではない家もあるようだ。工事にお金はかかったが、 余震の時も安心して過ごせている。 ※現場調査の結果、建物への被害は面材のクラック程度であった。 お施主様も補修の必要も無いとの事なので、大変満足していただいた。 宮城県栗原市 T様邸 内壁設置型17箇所設置 ・震度7ですごく大きな揺れだった。1Fのクロスにクラックは見られたものの構造的には健全であった。 余震の時は近所の人が避難に来ていた。安心して眠ることが出来、本当に感謝しております。 ※現場調査の結果、建物への被害はこちらも面材のクラック程度であった。 300㎡の物件で非常に大きく耐震補強をしていたため、余震が頻発していたときは、 近所の方々が非難に来ていた。その他にも、少しはなれたところに、親戚が住んでおり、 ここはT様邸の物件とほぼ同じ間取りで築年数も一緒だった。 この別邸は、耐震工事をしていなかったので家が傾き、屋根が落ちてしまった。 簡単に補修はやったが、少し落ち着いたら大規模な補修をしなければいけないようだ。 このことからも制震装置がかなりの効果を発揮したことが分かった。 耐震補強に良く使用している装置のため色々心配でしたが一応安心しました。
by core1808
| 2011-07-14 05:34
| 地震や耐震の話
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